当院は、明治41年(1908年)に陸軍第13師団の高田駐屯に伴い開設された衛戍病院を前身としています。昭和13年(1938年)2月に高田陸軍病院と改称し、終戦後の昭和20年(1945年)12月1日には厚生省へ移管され、国立高田病院となりました。
平成12年(2000年)3月に国立病院・療養所の再編に伴い上越市へ移譲されたことから、同市は地域医療の継続充実を図るため「上越地域医療センター病院」を開設し、その運営を社団法人上越医師会に委託。平成30年(2018年)1月に設立された一般財団法人上越市地域医療機構が、職員、施設、設備を継承し、医療機能のさらなる充実を図るとともに、高齢化の進む地域社会を支える機能の強化と生活に密着したサービスの提供に努めています。
明治41年 | 陸軍第13師団が高田に駐屯すると同時に衛戍(えいじゅ)病院として創設 |
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昭和13年2月 | 高田陸軍病院へ改称 |
昭和20年12月 | 厚生省に移管され、国立高田病院と改称 |
平成12年3月 | 上越地域医療センター病院開設(内科、外科、整形外科、124床) ※上越市が国から国立高田病院の譲渡を受け設置 |
平成14年 3月 | 北病棟(結核病棟、20床) 開棟 |
平成14年12月 | リハビリテーションセンター開設 |
平成15年 3月 | 南病棟(療養病棟、55床)開棟 |
平成16年10月 | 肛門科開設(平成21年4月からは肛門外科) |
平成20年 4月 | 北病棟(結核病棟)を休棟し、第3病棟(一般病棟)に結核モデル病床整備 |
平成21年 5月 | 回復期リハビリテーション病棟開棟 |
平成23年11月 | 在宅医療支援センター開設 訪問看護事業開始 |
平成24年 4月 | 訪問看護ステーション開設 |
平成24年11月 | 北病棟(緩和ケア病床、18床)開設 |
平成25年4月 | 重症心身障害児(者)等を対象とする短期入所事業開始 |
平成27年 4月 | 居宅介護支援事業所開設 |
平成27年6月 | 総合診療科開設(院内標榜) |
平成29年10月 | 児童精神科開設(非常勤医師による月1回の診察・完全予約制) |
平成30年 1月 | 一般財団法人上越市地域医療機構 設立 |
平成30年 4月 | 一般財団法人上越市地域医療機構を指定管理者に指定 |
地域包括支援センター開設 | |
平成30年 7月 | 麻酔科開設 |
障害者相談支援事業所開設 | |
平成30年 9月 | 地域包括ケア病棟開設(41床) |
令和 元年 5月 | センター病院訪問看護ステーション頸北サテライト開設 (上越市国民健康保険くろかわ診療所内) |
令和 2年 4月 | 婦人科開設 |
明治41年撮影 今から100年前、陸軍第 13師団の衛戍病院として創設された当院の原点というべき写真です。「衛戍」は「えいじゅ」と読み、"軍隊が常時駐屯して警備すること"、「衛戍病院」は"旧陸軍で衛戍地に設けていた病院"と辞書にあります。 |
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昭和39年頃撮影 上の創設時の建物と同じようですが、初めての航空写真です。国立高田病院の初期の頃で、青田川など病院周辺の地形は現在と殆ど変わりません。 |
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昭和58年11月撮影 衛戍病院から昭和13年 2月に高田陸軍病院と改称、終戦に伴い昭和20年12月に国立高田病院となりました。 昭和31年から病院建物整備(増改築)が順次行われ、昭和54年7月に外来管理治療棟が竣工され、現在の病院の原型が完成しました。 |
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平成14年4月撮影 平成12年3月1日上越地域医療センター病院開設。写真は従来の建物に北病棟が新設されたもの。内装もリニューアルされ、一新しました。 |
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平成17年5月撮影 平成14年12月に南側の敷地に新館(リハビリテーションセンター、療養病棟)が竣工され、現在の病院が完成しました。 |
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現在の病院正面 |