リハビリテーション

回復期リハビリ病棟

回復期リハビリ病棟

 病棟は、55床を有している回復期リハビリテーション病棟です。この病棟は、脳血管障害や大腿骨頸部骨折など発症後に症状が安定した1~2ヶ月の患者さんに対して、365日休まずに集中的にリハビリテーションを実施しています。脳卒中や下肢の骨折は寝たきりの原因となるため、急性期医療を終了した後、早期から専門的なリハビリテーションを集中的に行うことにより、寝たきりを防ぎ、在宅復帰・社会復帰を目指します。
 病棟では一人一人の思いをくみ取り、残された機能を活かし、住み慣れた環境に安心して戻れることを目的に、医師・看護師・介護福祉士・医療ソーシャルワーカー・栄養士・薬剤師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士といった専門スタッフがサポートしていきます。また在宅復帰・社会復帰に向け、地域のケアマネージャー・地域包括支援センター・訪問リハビリテーションと退院調整を図ります。退院後の生活を見据えた日常生活動作を獲得できるよう、スタッフ一同、笑顔で明るくお手伝いしています。

回復期リハビリテーション入院対象疾患

疾患名 入院期間
脳血管疾患、脊椎損傷、頭部外傷、くも膜下出血のシャント術後、脳腫瘍、脳炎、急性脳症、脊髄炎、多発性神経炎、多発性硬化症、腕神経叢損傷等の発症又は手術後、義肢装着訓練を要する状態 150日
高次脳機能障害を伴った重症脳血管障害、重度の脊髄損傷、頭部外傷を含む多部位外傷の発症又は手術後 180日
大腿骨、骨盤、脊髄、股関節又は膝関節、2肢以上の多発骨折の受傷、又は手術後 90日
外科手術又は肺炎等の治療時の安静により廃用症候群を有しており、手術後または発症後 90日
大腿骨、骨盤、脊髄、股関節又は膝関節の神経、筋又は靱帯損傷後 60日
股関節又は膝関節の置換術後の状態 90日

実績


  • 平均在院日数
    (脳疾患)

    60.2


  • 平均在院日数
    (大腿骨近位部骨折)

    40.9


  • 在宅復帰率
     

    89.6

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