糖尿病教室「たっしゃ会」

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自治医科大学地域医療後期研修プログラム 地域研修医療機関認定病院

令和元年9月20日(金)勉強会」

糖尿病教室 「たっしゃ会」勉強会
日時:令和元年9月20日(金)午後2:00〜4:00
場所:園芸療法室

 

超暑い夏がようやく過ぎ去り、実りの秋が静かに訪れるかと思いきや台風の被害に見舞われるなど異常気象を感じる令和の始まりでした。上越は大きな災害がなく、ただただ暑い夏を耐えしのぎ、たっしゃ会の皆様と再会し、9月恒例の勉強会を終える事ができました。
 
1 講義 岩崎医師 「さるかに人生会議」
 人生の最期をどう過ごすか考えた事がありますか?そして伝えていますか?
今回、総合診療科の岩崎先生より、昔話のさるかに合戦の物語を元にお話頂きました。
かにのお母さんは3年前と同様にさるに青い柿を投げつけられ、大けがを負い寝込んでしまいます。駆け付けた子供たちはどうしていいか悩んでいると、栗や蜂、臼どんらが「痛いのは嫌と言っていた」「最後まで食べたいと言っていた」と、初めてかにのお母さんの思いを知りました。人生最終段階で約70%の方が決めたり伝えたり出来ない、時間も経つと思いも変わる、どう伝えるのか、書き残すのか、話すのか…もし生きる時間が限られるとしたら大切なことは何か?どんな風に生きてきたかを家族に話すことも大切ですと言った内容でした。
「人生会議」は10/19 13:30〜15:30 リージョンプラザ上越において紅谷浩之先生から講演予定があります、この機会にぜひ聞いてみてはいかがでしょうか。
 
2 講義 山田薬剤師 「骨粗鬆症について」
 おせち料理の一つ一つに意味があるのは皆さんご存知ですか?黒豆→マメに働く、真っ黒になるまで働けるように、数の子→子宝に恵まれる、伊達巻→知識を得られる、海老→長生き出来る、腰が曲がる迄長生きできるようにと言う意味があるそうです。しかし現代では腰が曲がることはあまり有り難くないと言われています。
骨粗鬆症は初期には目立った症状はなく、いつの間にか骨折の6割は自覚がなく気が付かないそうです。糖尿病で治療している人は329万人、予備軍1000万人と言われている中、骨粗鬆症は、治療している人61万人、予備軍1300万人と言われ、治療率も低く、気付きにくいため、見過ごされている病気とも言えます。55歳以上の女性に多く(男1:女3)女性では閉経後急激に低下していくそうです。骨折しやすい部位は、背骨・大腿骨・ 手首・肩の付け根が多いようです。骨折が及ぼす影響は、一人で外を歩けなくなったり、一人でお風呂に入れなくなるなど、多くの方が介助を必要とします。更に腰が曲がり円背となって、胃部圧迫により食欲が落ちたり身長も低くなったりします。その予防のためには食事からカルシウム(牛乳、乳製品)を摂る意識が必要で、更にカルシウムの吸収率を上げてくれるビタミンD(魚、干しきくらげ、干し椎茸など)を一緒に食べると効率が良いとされています。骨粗鬆症は地域差が在るとも言われ、関西九州地方に患者が多く、はっきりはしていないそうですが、納豆を食べる習慣に関係していると言われているという事で面白いデータを教えて頂きました。糖尿病と同様に運動療法も治療の一つとして行い、ウォーキングや片足立ち運動など、日常生活に取り入れていく事も大切です。折れにくい骨と転ばない筋力、転びにくい環境を目指して骨折予防、そして、寝たきり予防に努めていきましょう。
 
次回の冬のたっしゃ会は、12月のクリスマス会です。楽しい時間を皆様と一緒に過ごせますように、ゲームや会食、楽しい企画を予定しています。多数の皆様のご参加をお持ちしています。