リハビリテーション

上越地域最大のリハビリテーションセンター

リハビリテーションセンター

 リハビリテーション病棟があり、集中的なリハビリテーションセンターでは、脳卒中や大腿骨近位部骨折後や開腹術を受けられた患者様のリハビリテーションを行っています。また、上越地区の3大急性期病院と地域連携パスを結び(脳卒中パス2病院、大腿骨近位部骨折2病院)、回復期のリハビリテーションを担っています。
 当院のリハビリテーションセンターの施設は、ゆっくたりとした明るい作りとなっています。広い理学療法室,広い作業療法室、大小4室の言語聴覚室,専用の小児治療室、病棟集団レクレーションが行えるグループ治療室があります。またリハビリテーション治療機器や備品も充実しています。スタッフの数も適切に配置しており、満足できるリハビリテーション治療(理学療法・作業療法・言語聴覚療法)を提供しています。病院退院後も生活リハビリを支える訪問リハビリテーション部門があり、急性期から回復期、維持期(生活期)のリハビリテーションを提供しています。
 リハビリテーション治療は、医師の診察が必要です。他院で入院中または外来治療中の患者様は、主治医の紹介状が必用となります。リハビリテーション診療科の医師は、渡辺医師、川崎医師(小児リハ)が担当しています。診察日は、診療担当表を御確認下さい。

  • 理学療法(PT)

    理学療法室は312m2の専用面積、作業療法との共用面積193m2と、かなりゆったりとした作りになっております。

    理学療法とは、病気、けが、高齢、障害などによって運動機能が低下した状態にある人々に対し、運動機能の維持・改善を目的に運動、温熱、電気、水、光線などの物理的手段を用いて行われる治療法です。当院の特徴は、ゆったりとした治療スペースで、理学療法士が個別による治療を行ないます。最新の物理療法機器が取りそろえられた治療室での治療と日常生活の自立を目指した病棟での理学療法を行います。

  • 作業療法(OT)

    作業療法室は197m2の専用面積、理学療法の共用面積193m2を持っております。浴室ユニット室や、キッチンスペースなど患者さまの在宅生活にむけた設備が整えられております。

    作業療法とは、身体又は精神に障害があるもの、またはそれらが予測される人々に対して、その主体的な生活の獲得をはかるため、諸機能の回復、維持及び開発を促す作業活動を用いて、治療、指導及び援助を行う治療法です。当院の特徴は、楽しみながら治療が行える最新機器を使用したり、患者様に合わせた楽しい作業活動を提供しています。屋外には、畑があり患者様と作物の収穫をしています。また、それら利用した調理実習や病棟での日常生活の自立を目指した作業療法を行ないます。個別治療となります。

  • 言語聴覚療法(ST)

    言語聴覚療法とは、病気や交通事故、発達上の問題などにより、主として言語機能や聴覚機能が低下しコミュニケーションに問題が生じた人々や摂食・嚥下機能に障害がある人々に対し、機能の回復、能力の向上、維持を目的とし各種検査、評価、訓練、指導及び援助を行います。当院の特徴は、それぞれ状態に合わせて病室や個室の言語治療室で治療が行なわれ、リラックスした状態での治療に心がけています。治療は、個別治療が主ですが数人で会話しながら行う集団療法もあります。

  • 小児外来治療

    お子様が集中してリハビリテーションが行えるように専用の治療室があります。転倒事故に配慮して床や壁にはクッション性のある素材を使用しています。医師の診察により、しょうがいの状態に合わせて理学療法や作業療法、言語聴覚療法が処方されます。市内の学校に通学しながら治療に通われているお子様も多いです。

  • 装具療法

    病気やケガにより支持性や機能が低下した患者様に対して、医師により適切な補装具・自助具が処方されます。製作にあたっては、医師や治療士、義肢装具士が歩行や装着状態を確認しながら調整します。完成した装具や自助具は、治療で使用され日常生活に役立てるようにします。

  • ドライブシミュレーター

    運転免許をお持ちの方でも脳卒中等の病気を発症されますと、運転の再開には医師の診断書が必要となります。
    今回の導入のドライブシミュレーターは、患者様や家族の中に「本当に乗れるのか」「片手で操作が可能なのか」等の不安を解消し、病院で運転練習を積むことが可能となりました。また、様々な場面を想定した運転練習による結果と神経心理学的検査の結果を併せて、医師の診断書の資料となります。
    最終的に運転再開の可否は、公安委員会(免許センター)が医師の診断書、臨時適性検査を踏まえて「判断」することになります。

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